最近、ダイエットとしても健康的な食生活としても注目されている、糖質を制限する低糖質な食事生活。
糖質を抑えればいいだけで簡単と思って、気軽に始める人も増えてきましたが、途中で挫折したり、いつの間にかやめてしまっている人も多いです。そこで低糖質な食事を続かないよくあるパターンを3つ紹介します。
いきなり全ての糖質を抜いてしまう
ある研究結果によると1日約130gに糖質を抑えた場合に体重、糖尿病の予防・改善、中性脂肪などの値で最も効果が高かったのです。
1日で130gの糖質ということは1日3食とすると1食あたり40gの糖質は摂っても良いのです。
糖質の代表格であるご飯は100g(小さいお茶碗1杯分)の糖質量が約37g、パンであれば6枚切り1枚の食パンの糖質量は約26gです。
主食以外におかずにも、糖質は含まれているので、ご飯やパンは減らしたほうがいいですが、全く食べてはいけないというわけではないのです。
糖質も必要な栄養素なので完全にカットは良くありません。糖質制限を始めるときは、糖質を全てカットするのではなく、まずは量を意識して減らすことから始めましょう。
何に糖質が多く含まれているか理解できていない
自分では低糖質なものを食べていると思っているのに、知らぬうちに糖質が多く含まれているものを食べてしまい、結果が出ずにやめてしまう人も少なくありません。
イメージに惑わされずにしっかり食べるものの成分表示を確認するようにしましょう。
また食材ごとの糖質ではなく、メニュー単位で糖質量を把握しておくことで知らぬ間に糖質過多になっていたということも防げます。
カロリー制限と糖質制限がごっちゃになってしまっている
一方、カロリー制限はその名の通り摂取カロリーを抑えます。糖質はカロリーが多いために、糖質制限=カロリー制限と思ってしまう人も少なくありません。
糖質制限ではカロリーが高いお肉など、タンパク質や脂質が多く含まれているものもしっかりと食べるようにしましょう。
お肉や魚をしっかり食べることよって糖質は抑えられながらも、満足感のある食事になるため、苦になることなく続くられるでしょう。